kenkino’s diary

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暑さ対策グッズを試す ~ ソニーReon Pocket 4 編 ~

内容

自宅の片付けをしていたら

最近、自宅の片付けをしていたら某家電量販店の株主優待券を見つけてしまい、加えて優待券の期限がもう直ぐということで「何を買おう」と思っていたらフト「サンコーのセナクールはあるけど、優待券使えば手に届く価格になるな」ということで以前から気になっていたソニーが販売しているReon Pocketの最新モデルを購入することにした。

商品について

この商品は大体の人が知っていると思うが、ソニーが発売しているペルチェ素子式の冷却・加熱デバイスである。

4の名前が示す通りこれまで四回モデルチェンジが行われており、モデルチェンジを行うたびに色々と改良が加えられていて最初のうちは「う〜んこれだとあまり使いたくないな〜〜」と思っていたのだが最近のは「ちょっと使ってみたいな」と思うほど改良が加えられていて気になっていた。

というのも報道を見る限りだと、最初は装着するために作られたのウェアに入れて使うようになっていて時間が経つと自動的に停止するものだったのだが、最近のはネックバンドで服装に構わず取り付けられるようになっていたり、外付けの外部環境センサーで外部の環境によって自動的に冷却・加熱が行えるようになっていたりで急速に進歩しており

「これなら使ってみてもいいかな」という性能になってきていたタイミングで優待券を見つけたので購入した次第である。

今回購入したのは外部環境センサーなしのモデルであるが、本体についた温度センサーで運転モードにより最適な温度にするモードが付いていたらしい。

購入したものが到着してチェックしたところ、セナクールに比べると全体的に大きめであるがペルチェ素子の冷却部分も大きくネックバンドもシッカリした作りになっており、耐久性のありそうなデザインになっている。

加えて排気口の延長ノズルが付属しており少し襟の高い服でも排熱ができるように配慮されているところは、モデルチェンジを繰り返したフィードバックの結果かと思われるがよく考えられているなと思った。

使ってみて

動作については、本体にスイッチがあるのでそちらを使って操作することもできるが、スマートフォンにアプリをインストールしてBluetoothで接続して使うのが圧倒的に使いやすい。

操作は

1.電源を入れたReon Pocketを首につける

2.スマホのアプリを起動する

3.アプリが起動しているReon Pocketと接続

といったところで、アプリで冷却・加熱の切り替え、動作のON/OFFと動作モードの選択が行える。

デフォルトの場合はSMARTモードという周りの温度や設定温度に合わせて動作を変えるモードになっており、そのモードでもいいのだが、もう少し冷たくしたいという場合も手動で調整が可能である。

内蔵バッテリーの持ちというところではSMARTモードでは7~8時間となっているが、自分の場合だと朝6~7時くらいから使い始めて昼の1〜2時くらいに動作が止まっていてほぼメーカー公式性能通りで、普通に勤めている人ならお昼の休憩時に充電して1日使えるといったぐらいになるのかと思う。

内蔵バッテリーだけでなく、モバイルバッテリーを接続して使うことも可能で、本体からケーブル等が伸びてしまうが最近のモバイルバッテリーの容量(10000mA)くらいなら一日中つけたままで使用可能になる。

排熱についてはダクトが付属しており、これが結構効果的で付けている時はほとんど排熱を感じなかったのだが、自分の場合はいつの間にか脱落orz、結構効果があると思うのでダクト単体で長めとか角度を付けたタイプとか売ってくれると助かるなと思った。

動作音については、SMARTモードだとものすごく静かで、静かなオフィスで動作させていても空調の音に紛れる位の大きさで、オフィスでスーツを着て働いている人には結構いいのではと感じた。

セナクールと比較して

前回投稿したセナクールと比較すると、セナクールが動作時に常時フルパワーで冷やすといったところに対してReon Pocketはセンサーで細かく冷却モードを変更しながら外気温や動作モード等の最適点で冷やすといったところで、セナクールの倍以上のお値段だがそのお値段分の機能が盛り込まれている感はあるなと感じた。

使い方としては、セナクールがバッテリーなしならちょっとした外出、モバイルバッテリーをつけて長時間の野外作業で使うに向いているかなというのに対して、Reon Pocketはモバイルバッテリーを付ければセナクールと同じ使い方はできるが、この時期とかでもスーツ着用必須(どんなブラック職場だ)で節電設定されたオフィスにいても暑いなという人たちが付けて冷却の補助に使うといった使い方に向くのかなと思った。(まぁスーツ着用必須の場合、こういうのを付けるのも許されない気はするが....)

そういう相違点はあるのだが、両方とも排熱が少し問題で背中にあたる角度によっては冷却プレートではなく排気口だけ背中に当たって暑いだけ(火傷するほどではないが)だったり、電源ボタン・充電コネクタが右側にあり、外付けモバイルバッテリーのコードをつけた場合スイッチが押しにくいし、外付けバッテリーは胸ポケットに入れるはずで大抵のポケット付きの服は胸の左側にポケットがあるのに何故電源コネクタが右側に付いているのかと思うことがあり、ここら辺はオプションの排気対策パーツを用意したり、電源コネクタの位置を変更したりと双方ともも少し考えた方が良いのではと思う。

いずれにせよ「ネッククーラーは付けずらいが、シッカリ冷えるものが欲しい」とか「一見して冷却デバイスを使っているのが見えると差し障りがあるところで使いたい」という場合はオススメできる製品だと思う。

最近は異常に暑く熱中症で病院へという話も増えているのでこういう製品を買ってできるだけ凌ぐのも一つの方法なのではないかとも思う、皆さんも気をつけて過ごしていただきたい。