暑さ対策グッズを試す ~ サンコー セナクール 編 ~
内容
何故かこの時期になると
昨年末に転職してとある仕事をやっていたのだが、リモートワークではあったのだが色々合わないところがあり契約期間で終了させてもらい、現在は転職サイトで声をかけてもらった別のところで仕事をさせてもらっている。
現在の仕事の方はリモートワークも行えるが現在のところは通勤している状況で、これから暑くなる中も通勤するということで暑さ対策グッズを常時持ち歩いているという状況になっている。
ここ最近、何故かこの季節になると新しい暑さ対策グッズを買ってきて「今年は無くてもいいか」と思いつつ購入していて今年も「ファン付きウェアもある、冷却ベストもある、ネッククーラもあるからもういいだろう」と思っていた。
しかしサンコーのサイトを見ていたら面白そうな製品がでていたのでまた買ってしまったという次第であるorz
商品について
商品について説明すると本体部分にペルチェ素子と排熱及び周辺への送風用のファンと首に掛けるネックアームがついており、ネックアームを首に引っ掛けると背中にペルチェ素子が密着してスイッチを入れると冷却が始まると言ったものである。
電源ボタンは本体横に付いており、一回長押しすると連続動作モードで動作開始、電源が入った状態で一回短く押すとエコモード(1分間冷えた後、3分間ファンのみ駆動)で動作というものである。
本体バッテリーは連続動作モードで1時間、エコモードで2時間となるが、外部バッテリーを接続可能でメーカのマニュアルによると10000mAで連続動作モードが5時間、エコモードで10時間駆動できるとのことで、付属のUSB Type-Cケーブルを接続することで充電や外部バッテリー駆動を行う、ただし付属のUSB Type-C充電ケーブルは形状がL型でケーブルをつけた状態で電源ボタンを押そうとするとかなり押しづらい上にコネクタが右側にあり、普通の服は大体左側にポケットがあるものが多く外部バッテリーを使う場合は大体そこに入れるはずなのに何故ケーブルの取り回しが面倒になる右側なのかが謎だったりする。
使ってみて
5月くらいに購入して、暑くなりそうなときを見計らって使っていたのだが背中につけることもあり、ネッククーラのようなつけ外しの面倒さも無くペルチェ素子は結構冷たくなりかなり効果はあると感じていた。
初めの頃はファンの部分が密着してしまいペルチェだけで無く本体自体が相当熱くなり「これ、設計ミスでは?」と思ってマニュアルを読んでみたらスペーサー付属していたことが判明、単にマニュアルをよく読んでいなかっただけだった。orz
スペーサをつけたところ、常時排熱できるからかペルチェの冷たい感覚が得られてペルチェ周辺は冷え続けている感覚があり「これは良いか」と思っていた。
しかし長時間使っているとペルチェの排気口から当たる熱風で冷や熱いと言った状況となり、おまけに排気口周辺も熱を持ってくるのか「ペルチェ周辺は冷たいが排気口の熱で台無しになる」感覚で短いバッテリー動作時間や意外に音も大きいというのも相まって「これ、ハズレだったかな」と考えてしまうようになっていった。
意外な組み合わせ
「なんか冷や熱いし本体バッテリーも持たないしビミョーだな〜〜」と思っていたのだが、とある気温の高い休日に野外で行動しようと思いファン付きウェアを着ようとしたところ「このウェアってファンはUSB駆動だし、バッテリー大容量のを使っているからセナクールと組み合わせるといいんじゃないか?」フト思い立った。
今年ウェアの電源を強化しておりバッテリーを入れる場所もウェアの右の裏ポケットなのでケーブルの取り回しも面倒では無く、おまけにペルチェの排熱はウェアのファンで吹き飛ばせるのでいいのではないかと思ったのだ。
早速ウェアのバッテリーと接続してテスト、突入電流の関係で時間差でスイッチを入れて使ってみたところ狙い通りにファンの風がペルチェの熱風を吹き飛ばしているのと同時に、本体もファンの風で冷却されるためか排気口にあまり熱がこもらずかなり冷感が改善された。
最近サンコーとワークマンでペルチェ素子付きのファン付きウェアが出ているが
これらはペルチェ部分はアンダー一枚隔てて接触するのに対して、今回の方式だとペルチェ素子が直接背中につくのでこっちの方が効果が高い&お値段もお得であり、ファン付きウェアだけでは暑い時にこれを付ければこれをつけた部分は確実に冷たいので、双方の微妙な点を補う形になり、更に冷却ベストを付ければかなり効果があるのではと思う。
暑い時期の通勤用として使うのは微妙だがファン付きウェアを使う野外作業でウェアのサポートとして使ういったところでかなりの効果を発揮するアイテムだと思うので、USB接続のファン付きウェアを使っているがウェアだけでは物足りないという方がいたらこれを購入して使ってみるのがいいのではと思う。