静浜基地航空祭 - kenkino’s diary

先週末、ちょっと行って見ようと思い1泊2日で静岡へ

当初はオートバイで焼津へ向かい1泊して航空祭会場へ
直接向かう予定だったが、走行前のチェックでタイヤに
トラブル発見、急遽電車に変更して焼津に入った。

宿泊所までのチェックインに時間があったので市内を
散策、商店街や漁港や河口沿いを回っていた

市内中央は非常にヒッソリとした雰囲気で郊外の国道
沿いに商業施設が建っているという最近の典型的な地
方地域といった感じで、中心街の人達も努力をしてい
る様なのに少し寂しい気分になりつつ宿泊所に向かい
夕食を食べて早めに就寝。

翌日は焼津から藤枝へ、そこからシャトルバスに乗り
静浜基地に到着した。

静浜基地は現在、航空自衛隊の初等訓練課程を行う
基地で飛行隊がある基地では最も小さい基地であるた
め、配備されている航空機も練習機がメインで戦闘機
も飛行展示という形でしか見せられないという小規模
な基地なのだが、人出は結構出ており基地ののどかな
雰囲気と違って中々人気がある様だった。

基地に到着して直ぐにF15の飛行展示が開始、持って
来たコンデジで撮影に挑戦したのだが、中々上手くい
かず、結局まともそうな写真はこれだけ

その後はRF4の飛行展示、今度はコンデジで動画を試し
てみてこれは比較的に上手くいったが、やはり満足が
いく動画は撮れず終いになった。

その後、地上展示機の撮影でちょっと変わった塗装の
T4を撮ってみたり（恐らく名古屋の実験航空団辺り？）

90年代末辺りから航空自衛隊でマスコットの様に作ら
れている地上アクロチーム（中々コミカルで面白い）

の使用機（というか改造スクーター）

を撮ったりしながら基地のとある一角へ

この静浜基地は現在は練習機の基地だが、太平洋戦争
末期に芙蓉部隊という航空部隊が配置されていた。

この部隊を一言で言うと「使えない（と思われていた）
航空機と、経験の浅いパイロットばかりの部隊が2〜3
ヶ月で特攻隊から外されるほどの優秀部隊に変わって
しまった」部隊だったりする

この部隊は他にも、信じがたい話が多いのだが詳しくは、
光人社の彗星夜襲隊か

ウィキペディア辺りを読んでもらった方がいいと思う
（しかし、彗星夜襲隊とウィキペディアで徳倉大尉の
記述に相違があるのだが実際のところはどうなんだろ
うか？）

ということで、芙蓉部隊の資料が展示されている基地の
資料館へ

資料館の展示はアッサリしたモノで部隊に関する簡単な
説明と当時の報告書等の展示といったものが中心だったが

当時の隊員の方が解説員として他の見学者の方に熱心に
解説をされており、私も話を聞きたかったが忙しそうだ
ったのと、時間が迫ってきていたのでそのまま会場を出
ることにした。

結構駆け足だったが、色々と考えさせられる2日間だった。