kenkino’s diary

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MacBookProをSSDに換装(トラブル・解決篇)

それは、仕事納めの夜のことだった・・・・自宅に戻りいつものようにMacBookProを開けたらスリープ復帰の画面が、いつもならパスワードを入れれば復帰するのだが、今回はキーボード操作も受け付けない状態に・・・・

「固まったか、まぁ一旦落とせば復帰するだろう」と軽い気持ちで電源をOFFにして再度ON、こういう場合のは大体そうなのだがセーフモードでファイルシステムのチェックが行われてその後ログイン画面・・・・のハズがいきなり再起動、その後は セーフモードでファイルシステムチェック->再起動->セーフモードでファイルシステムチェック・・・のループとなってしまった。

MacBookProは最近メインで使っているマシンで、これが駄目な場合かなり大変な事態となるため、かなり焦ってしまったがひとまず起動時にOPTIONボタンを押してリカバリー領域より起動、幸いこっちは無事でディスクユーティリティーで本体の領域を検証しようとしたところアクセスが拒否され背中に冷たいモノが・・・・・・

その後は夜が明けるまで復旧策を探ることに、ひとまずはリカバリー領域より起動はできるので、ターミナルからメインの領域をマウントしようとしたところ以下のメッセージでマウント拒否

Resource is busy

「こりゃファイルシステムが壊れてんだよな・・・」ということで以下コマンドでファイルシステムを修復しようとしたが失敗

fsck_hfs -fy /dev/disk0s2

復旧中に調べたところセーフモードで一番始めにfsck_hfsをやっているらしくどうも

fsckが失敗->mountできない->OS起動できないので再起動

という事になっていたらしい、おそらくは

スリープ復帰で固まったので電源OFFでファイルシステムに不整合発生

電源投入

セーフモードでファイルシステムを復旧しようとしたが不整合が大規模
過ぎて修復できず

ということで恐らくはジャーナリングをしていれば被害は少なかったと思えるのだがもう後の祭り

一晩明けて、寝てないことに気づいて少し眠った後にどうするべきか考えてひとまずオフィスへ行って使える機材で復旧できそうかなと思い、年末の誰もいないオフィスへ・・・・・

ひとまず、オフィスのMacで最悪の事態を想定してインストールUSBを作成、再び復旧を進めたが、Resources is busyは解決できず、これはもうクリーンインストールしかないと思いインストールUSBを使ってインストールしようとしたが何とResources is busyの領域を削除できず失敗してしまった。

Appleのサポートフォーラム等を参照してみたが「これはSSDを交換するしかない」というようなやり取りばかりで、購入一ヶ月ちょっとで交換かという落胆と、年末で店は開いているのかどうかも分からない状態で復旧は年明けにしようかと諦めようとした時フト「Windowsで見えるかな?」と思いつき、MacBookProからSSDを取り外して外付けHDDケースに入れオフィスのWindows マシンに接続

マシンを起動後Windowsのディスク管理を立ち上げたところ未定義のパーティションとしてSSDのそれぞれの領域が認識されていることを確認

問題の領域を削除後、オフィスのMacに接続してディスクユーティリティーで確認したところ未使用領域となっており、試しにディスクの消去を行ったところ問題無く消去に成功

再度MacBookProに付けてインストールUSBからインストーラーを起動したところ今度はOSインストールが進行

インストール終了後、自宅のバックアップディスクからTimeMachineで設定やデータを戻して何とか復旧する事ができた。

復旧後は、ジャーナリング無効化以外の前回SSD換装時に行った作業を行い現在まで使っているが、問題無く動作はしているようで一安心といったところ、Resources is busyの解消は出来なかったのは残念なのだが、復旧方法は分かったので良い経験になったといったところだろう。

転ばぬ先のバックアップというか、バックアップに伴う煩わしい作業が少ないMac OSの発想には頭が下がる思いである。